自己肯定力という壁
どうも かなやままめ です。
僕は自分を信用していません。
何度数えても商品の在庫を間違うし。
何度も取引先の休業日に発注する。
指示も三歩歩くと忘れてしまうし。
倉庫の戸締りをしたか5回くらい確認する。
僕の心は常に
「ダメな人間だ」
「どうせ失敗する」
「周囲から馬鹿にされている」
そんな暗い気持ちが足元に絡みついて、身動きがとれません。
「ふつう」の人は、いくつもの可能性があって、きっとどこに進もうが自分でゴーサインを出せるのでしょう。
でも僕は、心の中の僕が先回りして、その道を一つずつ潰していく。
僕は洞窟にいて、そこにいくつかの穴があります。
僕が「ふつう」だったなら、そのどれに進んでも外に出られるはず。
でも今は僕が先回りして、その穴を一つずつ崩していくのです。
やがて穴は全て塞がり、どんどん息苦しくなります。
自己肯定感が低いんだね
そう言われた事があります。
- 自分に自信がない
- 自分を責める
- 他者からの評価を異常に気にする
- 人を信用しない
- 自分で判断できない
- 非常に怒りやすい
- パニックになりやすい
だそうです。
僕そのものです。
僕は僕を世界で一番「価値のない命」で「不必要な存在」だと思っています。これまでもそうでしたし、きっとこれからも何も変わらないでしょう。
だからニュースで訃報を聞くと。
「なんで無能な自分じゃないんだろう」
なんていつも思ってしまうのです。
少なくともその人は、こんなクズな自分より価値があっただろうに。
自己肯定力の鍛え方。
なんて記事を読んだりしてみましたが。
どれもこれも「できる人」の話でしかありません。
僕にとっては剣と魔法の世界なみのおとぎ話。
もうこの年になって逃げ道なんてどこにもありません。
もがけばもがくほど、泥沼に足を取られていくだけです。
僕はアラフォーになってさえ。
誰かに無条件の愛を求め。
無条件に褒めて欲しくて。
無条件に抱きしめて欲しくて。
でも「どうせ僕なんか」には手が届かない。
そもそも存在しないのかもしれない。
それを確認することさえできない。
皆さんは自分を肯定してあげられますか?
苦しくはありませんか?